第11回 トマトとカボチャと福島第一原発からの避難

2012/09/02(Sun)・03(Mon)

福島は農業が盛んな県です。そんな福島に秋の気配が訪れていました。
仙台から向かう道路沿いには前回まで青々していた稲が黄金色に染まりはじめ、
都会では感じない季節の移り変わりを感じることができます。
今回は4か所の仮設を回りましたが、今回はじめて訪れた少し中心から離れた「がんご屋」という
仮設住宅は新地町の人でなく、福島第一原発から避難している方々のみの住宅です。
「家が流されていたら諦めがつくけど家はそのままなのに帰れないの」と話す人。
「若い人や子供は逃げた方がいいけど、私たちはあと何年の寿命なんで放射能あびてもいいから故郷で死にたい」と話すご老人。
「放射能浴びたら将来がんになるかもしれないけど、ここにいたら精神的に参って早く死んじゃうよ」
国からの強制命令、自分の生まれ育った土地に住む権利を剥奪して見知らぬ仮設住宅に絶対的に住まわせる。
信用していない政治家がつくった法律で世の中のルールが決まる、ルールを破れば警察に捕まり犯罪者。
ルールに従うって人間にとってどういう事なんでしょうか。

第11回の参加者 猪原・那須・宮永・小松・磯貝・徳弘・丸山 受けていただいた新地町のみなさん 76名

*このボランティア活動の資金は、フットセラピー・アジアンハーブス・ネイチャーパス アートにご来店くださったお客様皆様の施術料金の一部を活用させていただいております。この場をお借りしてお礼申し上げます。

被災地に到着する前に地元のそば屋さんで腹ごしらえ

ここで働いている皆様もいつも施術を受けに来て下さってます

初日は前林仮設住宅と広田仮設住宅に分けれておこないました

黄色い羽根ポスター  やり直せます!

近くのスーパーで献血車を発見  被災地で献血しました

AKB48のクリアファイルとアクエリアスが貰えました

次の日の朝食  卵焼きとおにぎり3個とポテトサラダをご馳走になりました

今回ははじめて「がんご屋」という仮設住宅にいきました

ここに避難している方々は家を流された方でなく福島第一原発の近くに住んでいて避難命令で仮設に住んでいる方々

ログハウス風で少し大きめの仮設なのは長期の避難になるからだそうです

集会所も今までになく大きめの部屋

窓の外には夏の日差し除けにゴーヤが育てられていました

お礼がしたいと畑に行ったおばあちゃんが1時間くらいして帰ってきました

小さくて甘いトマトを200個くらいくれました

1人1個、カボチャをくれました  ハロウィンですね

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