第17回 取りあえずの終了。ありがとう新地町のみなさん

2013/10/06(Sun)・07(Mon)

あれから2年半、冬を前に新しい場所で新居に移り住む新地町のみなさま。
いままでの仮設住宅での生活、本当にご苦労様でした。
それに伴い私達の仮設住宅でのボランティア活動も同じくして終了となりました。
はじめて行った時から2年間、いつも変わらない笑顔で迎え入れてくれた新地町のみなさん。
役場の方々や町長さん火力発電所の方々や青年会の方々に漁師さんに消防士さんに魚屋さんに肉屋さんにご老人の皆様。
家を流され仕事を失いそして大事な人と別れ、でも明るく前向きに生活している皆様に出会えた事は人生の宝です。
自然の脅威に人間はとても脆弱です。でも人の力はとてつもなく大きく偉大なことを学びました。
何のために生まれてきて何を成し遂げるために生きているのか。
ずっと疑問だった答えに出会った気がします。
新地町のみなさん、いままで本当に本当にありがとうございました。
お祭りにはまたやってきます!

第17回の参加者 猪原・チェキスン・山下・今井・松崎・大澤・遠藤

*ずっと私たちが来るのを楽しみにしていただいていた「つるちゃん」のご冥福を心よりお祈りいたします。

半分くらいの人が仮設住宅を出ていきました

今回は全員が新林仮設住宅で施術

足裏が痛くて手を握っている2人は夫婦ではなく幼馴染みだそうです

韓国出身のチェの足技施術

顔がホクホクしてきました。頭皮を柔らかくすると表情も緩みます

施術用の薬石を思い出にどうしても欲しいとのことでプレゼント

夜にお食事会を開いていただきました

有り得ない程の量のご馳走。その他に日本酒2升ビール12本

一緒に踊り

一緒に歌い

気持ちを寄せ合った被災地の夜

次の日の朝、全ての段取りをしていただいた寺島さん一家と著者

この仮設住宅には住んでいない住居がたくさんあります

最後に新地町の駅と津波で流された場所に来ました

まだ矢印も倒れたままだけど

この旗はずっと立ってました

駅前にあった400戸以上の家は1つも同じ場所には建たないけれど

新しい場所に新しい家が建ち始めています

皆さん新しい新居に移って仮設暮らしを終わらせています

空は蒼く道は続いています

福島で見上げた空はどこまでも大きくそしていつも綺麗な空でした

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