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成り行きでやって来たブルガリア。
こちらでも東洋技術が人気です

小西 梓さん

フットセラピー京都三条店に4年勤務後、コロナ禍の真っ最中に海外へ。首都ソフィアでセラピストとして活躍中。

海外に移住するなんて考えてもみませんでした。
パートナーの仕事の都合で日本がコロナの真っただ中、ヨーグルトのイメージしかなかった東欧のブルガリアにやってきました。
右も左も分からない(そして私はブルガリア語はおろか英語もままならないレベル)はじめての海外暮らし。
しかしながら現地で仕事もしないとならない、ならばやっぱセラピーやりたい!で見つけたのが今の職場。
雰囲気が良さそうだなぁとマッサージを受けに行ったらやっぱり雰囲気が良かったので、その場で働きたいと伝えると
「ブルガリア語話せない?英語ちょっとだけ?ノープロブレム!日本でやってた!グレート」という感じでとんとん拍子に決まりました。
こちらは色んな意味で(日本的に考えると)適当です。言葉の話せない外国人をすぐに雇うなんてさずがのフットセラピ―でもナイナイ。。

そしてサロン勤務。
お客さんはもちろん全員外国人(というかこちらでは私が外人)。もうそれは当初はビビりました。
しかし働いてすぐに気付いたのですが「マッサージが始まるとセラピストがボス」という考えがありセラピストはとてもリスペクトされています。
技術が気にいると”It was the best massage!(今までで最高のマッサージよ)” や”You are really professional(あなたは真のプロフェッショナルね) “などありがたいお言葉もたくさんいただけます。
そしてフットセラピーで学んだ技術はブルガリアでも人気です!
足つぼ、ボディ、コルギにホットストーンなどアジアのセラピーに興味を持っている方も多く好意をもって受け入れられています。
こちらはスウェーディッシュマッサージというソフトタッチなマッサージが主流なので、それで物足りなさを感じている人にはアジアの刺激強めな施術は大歓迎されます。
これからは語学を改善して、東洋医学での体の診断やアドバイスをもっとできるようにしていきたいですね。

こちらに住んでいると日本の常識はこちらの非常識、こんな考え方するの⁉︎ということがたくさんあります。
大変なこともありますが、面白い生活が送れています。

海外で働きたい人は手に職をつけておくとどこでも活躍できると思います。
知らない国に行っても仕事があり、色んな方とお話しをしたり、喜んでいただけると、手に職を持っているのは強いなと思いました。
成り行きで海外生活している私がいうのもなんですが、興味のある方は是非チャレンジしてみてください。

  • 写真ブルガリアの街並み
  • 写真ピンクとグリーンのフロント
  • 写真施術ルーム(東洋風にアレンジ)
  • 写真サロンオーナーと小西さん

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