10代の頃から美容と名の付くものが大好きでコスメとかマッサージとかネットで検索してばかりいました。
要は単なる美容ヲタク（笑）。21歳の時にフットセラピーさんに入社して、それまでは受け手の消費者側だったその趣味を職種としてのプレイヤー側となりました。
そしてその世界は思っていたよりも奥深く、どっぷりとはまりまして、女子人生を賭けるに相応しい仕事と感じていました。
フットセラピーさんで過ごした7年間では年間MVPをとれて皆で台湾に行けたり自分の検索網にはなかった世界の技術を学べたり、店長として店の運営を任せてもらったりと技術の習得以外に多くの知見が広がりました。
そして結婚を機に退職、そこで本当は引退して楽なバイトかなにかしようかとも思っていたのですが、退職して2週間くらいで手がムズムズしてきて、「そうだ、自分の店ひらこう」と突如思いつきました！（笑）
そこからは何もかも手探り。女性独立セミナーに参加したり物件探したりメニュー考えたり、、が3カ月ほど。
そして遂に自分の理想に近い、ロケーションの場所と営業許可とお洒落外見と費用の物件に出会いまして、開店となりました。
ただマンション内なので、オープンしてからのいちばんのポイントは集客。普通のネット広告ではお金はかかるし掲載している店も多いしなので、そこはSNSを駆使して女子が来たくなる個人サロンを！と発信し続けました。そこで気づいたのは、ご来店の方の満足度が高いと本当に口コミをしてくれてどんどん知らない人達がつながってゆくことでした。今、ほとんどのお客様がSNSからのご来店です。1人へ感動のサービスは拡散する、を実感してます。
そして勤めていた時には、あまり何も考えなくてもお客さんがくるので目の前のお客さんにいい技術を提供して満足してもらおうとだけを思っていたのですが、今は「どうしてこの人は数ある店の中から私の店を選んだんだろう？」「店やメニューの魅力以上に、私そのものが魅力的でないと来店しない」など考えるようになりました。
街を歩いていても、どうしてあの店はいつも混んでるんだろう、どうしてこの店はお洒落なのにお客さんが少ないんだろう、などと経営ヲタク度を深め楽しんでいます。
いつかはこの探求心をグレードアップさせて、私の憧れのイギリスのセラピーを日本でも提供できるような店にしたいですね。

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